雑感~方位磁針とブーメラン~

カテゴリ:スタッフブログ

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年の瀬を迎え、気忙しいこの頃です。

2019年…。どんな一年でしたでしょうか?

 

大きな台風の襲来があいつぎ、多くの方々が被災され悲しみで胸を痛めました。

心よりお見舞い申し上げます。

 

一方、ラグビーワールドカップで外国のお客様をたくさんお迎えし、盛り上がりましたね!

 

探査機『はやぶさ2』は、難しいミッションをみごとにこなし、小惑星「リュウグウ」の調査を終えて帰途につきました❇️順調であれば、リュウグウから採取した岩のカケラを携えて、2020年12月頃には地球に帰還する予定とか…🌠宇宙工学への情熱と叡知を実感しました✨

 

また、リチウムイオン電池の開発を評価され、ノーベル化学賞を「吉野彰」旭化成名誉フェローが受賞されたり、バチカン市国よりローマ法王フランシスコが来日。原爆被爆地を訪問され、被爆者の方々に寄り添われたり、東日本大震災で被災された方々と面会され、多くの悲しみの淵にいらっしゃる方を励まされました。御年当時82歳!高校生ピースメッセンジャーの代表者に、「強く平和を願い活動を続ければ、神のご加護がある❇️」と説かれたシーンは忘れられません⛪️

 

されど、もっとも心に残るのは、平成というひとつの時代を終え、『令和』という新たな時代を迎え新天皇・皇后陛下が即位され、日本国中がお祝いムードに包まれたことでしょうか…!

 

2019年…。様々な分野において変化の大きな一年でした。

 

さて…、私にとって2019年は益子に嫁いで15年になりました!

 

忙しかった育児もこどもたちの成長と共に、体力勝負から知性が求められるようになり、日々乏しい知恵をしぼりだしながら生活しています…(笑)。

 

思い出せば16年前、実母の実家の片付けをしていた時、亡き祖父の『方位磁針』を見つけました✨

いい加減、これからの人生を考える時期かと捉えて日光から益子へ嫁入りすることを決意…。栃木県の西の端から東の端へ…。それは第二の人生という大海原への航海の始まりでした。

余談ですが、私の実父は定年を迎えるまで工場勤めで、船舶などの部品を製造していたのも影響しているのでしょうか、家族四人で外食に行きお酒が入ると、帰り道はきまって私が車の運転。気分が良いと、車が発進し加速すると「全速前進(ぜんそくぜんし~ん)」、直進の時は「好候(ようそろ~)」、右折の時は「面舵(おもかじ)いっぱ~い」などと父が号令を出し、娘たちはクスクス笑いながら帰りました♪孫が遊びに行っても続いています(笑)。

 

お話を戻します。

いよいよ、第二の人生へ出航!⛵️

益子へ入港?し、嫁ぎ先では温かく迎い入れていただき、錨(いかり)をおろしたまま現在に至ります!乗組員二人(娘と息子)が増え、これからも前途洋々であることを祈りながら暮らしています✨

 

その乗組員たちも進路を考えつつある時期にさしかかりました。

これも余談ですが、私が高校生の時に、オーストラリアから私の通う学校に日本の高校を視察する目的で1日だけ来校した大学留学生がいました!

来校数日前に学校の行事でスケート教室があり、その留学生も高校生との交流がねらいでいらしていましたが、そんなすごい方とは知らず…💦日光出身の私が友達と難なく滑っていると、その留学生は見るからにスケートは初心者であろうおぼつかない足どりに見えましたが、陽気にご自分をアピールしていたので、私も元気に挨拶に応えました🎶

少し接しただけでしたが、来校された時にバッタリ顔を合わせると覚えていてくださって、その日偶然、調理実習でクッキーを焼いたのでおすそわけをすると、意外にもお礼にと『ブーメラン』をいただきました。その時は女の子にブーメラン?とちょっと疑問だったのですが、ずいぶん経ってから先住民アボリジニの大切な道具でオーストラリアを代表するおみやげであることを知りました✨

ブーメラン…使う機会もなく、捨てるにも捨てられずに長いこと宝のもちぐされでしたが、先日社長に薦められた本の中に、「ブーメランは思いきり力を入れて飛ばせば力強く元の場所に還ってくる」と書かれてあるのを読み、子育てもこどもたちの意志を尊重し、必要な環境を提供することで、誰が何を言わなくても自ら伸びてゆこうとすることを再認識しました☺️

 

公私ともに、近頃今までにない課題と向き合うことの多い昨今、いつの時も自分の人生を自分が主役で、残りの人生の航海を楽しくチャレンジしながら、人生という名の海を航ることを進めてゆこうと思います⚓️

 

~方位磁針とブーメランをこれからも御守りがわりにして🍀~